赤ちゃんのお肌はデリケートなのです。

みずみずしい赤ちゃん肌なんて言うように、確かに理想のぷにぷにつやつや肌な赤ちゃんですが、実は肌細胞の数は大人と同じで、体が小さくて表面積が少ないため密集するのできめ細かい肌になるんです。

更に肌に保持されている水分量も皮下脂肪も多いですし、紫外線や外的刺激を受けていないので透明感も高いです。しかも新陳代謝も活発で絶えず肌が生まれ変わっているからすごくきれいに見えるんですって。

乳児の肌は大人と構造は同じですが構成比が違い、働きも未熟です。細胞も数は大人と同じですがまだまだ小さくて表皮や真皮はとっても薄いのです。皮脂の分泌も不安定でバリア機能も不十分なため乾燥しやすくて外部刺激に弱い状態です。

また大人の肌は弱酸性に保たれて雑菌の増殖をふせいでいますが、赤ちゃんの肌は中性に近くて細菌が繁殖しやすいので肌トラブルも起こりやすくなっています

また生後3カ月までとそれからでは肌の状態も変わってきますので月齢に応じたケアをしてあげることが必要です。宝物のような肌をした本当の宝物、デリケートなお肌をしっかり守ってあげたいですね。

赤ちゃんのお肌を守る胎脂

生後間もない赤ちゃんは胎脂という白い脂にまみれています。
胎脂は10%の脂質と10%のたんぱく質と80%の水分からできており、お腹のなかで赤ちゃん自信が作り出します。

胎脂はお母さんのお腹のなかで羊水の刺激から赤ちゃんの肌を守り、出産時には潤滑油の役割を果たし、更に生まれてからしばらくの間は外的刺激からも守ってくれます。

日がたつにつれ段々と胎脂の付着は減っていきます。赤ちゃんは体内からの原因による肌トラブルもありますが、胎脂が減る頃に外部刺激による肌トラブルが目立ちはじめます。

また生後一ヶ月以内に突然皮膚がポロポロ剥がれ落ちる新生児落屑という現象が起こることがありますが、これは胎脂がなくなって肌が外気にあたって乾燥して剥がれ落ちているだけで、特に保湿などをしなくても自然に剥がれ落ちるのを待っていれば、きれいな肌が出てくるので心配ありません。

胎脂を残すために産湯をしない産院も増えてきているそうですが、産湯をするところでも完全に落としきることはありません。どちらがいいのかもわかってはいないようですが、新生児の肌は胎脂で守られているのは事実です。将来的には薬品として利用できるかもと論じられてもいるとか…肌にとってとても有益な脂なんですね。

生後3カ月までの赤ちゃんのお肌

新生児の表皮の厚みは大人の3分の1程度しかなく、とても柔らかくて薄い状態です。生後3カ月頃まではホルモンの影響で皮脂の分泌量も多いので、汗も多いので肌がベタベタしていることが多く、新生児ニキビなどの乳児湿疹ができやすい時期です。

肌に厚みがないので外部からの刺激をとても受けやすく、虫に刺されたりすると思っているより大きく腫れて驚くこともあります。また汗腺の数は大人とほぼ同じくらいで汗をかきやすいのに毛穴は小さいので、汚れがつまりやすくなっています。きめの細かい新生児の肌にトラブルが現れると目立ちやすいのでとても気になります。

けれど、大人と同じようにケアすると更に悪化することもあるので注意が必要です。心配なときは産科か小児科か皮膚科に相談するのがベストです。新生児期の場合は事前に電話をして新生児であることを告げてから受診するとスムーズです。

私は今肌くすみ解消のためにあれやこれやと頑張っていますが、赤ちゃんの場合は話が別ですよね。やはり専門医に頼るのが最適と言えるでしょうね。

市販のスキンケア用品を使う場合は赤ちゃん用であることはもちろん、原材料をよく見てできるだけ赤ちゃんに負担のないものを選ぶと良いと思います。

新生児期のスキンケア

新生児期の赤ちゃんは最初のうちは胎脂で肌が守られており、日がたつにつれて段々と胎脂が減っていきます。中には新生児落屑(しんせいじらくせつ)といって皮がポロポロと剥け落ちる赤ちゃんもいます。

これは病気ではなく、新生児の肌の発達段階に起こる現象なので心配はありません。むしろ気にして無理矢理剥がそうとすると肌が炎症を起こしてしまうこともあるので、自然に剥がれ落ちるのを待つのが正解です。

新生児のスキンケアは何かを塗ることよりもとにかく清潔にしてやること、そしておむつで隠れていて見逃しやすいお尻やお股も気を付けてやらないといけません。頭や顔のガサガサやプツプツを防ぐためにも沐浴の時は沐浴剤とガーゼだけでなく、しっかり石鹸をつけて洗ってやりましょう。

おむつまわりのかぶれや赤みが気になるときはこすらない事とよく乾かすことです。

おむつ替えの時はドレッシングボトルなどを使って水洗いするか水を含ませたガーゼなどで押さえつけるように拭き、よく乾かしてやるといいです。おむつの種類を変えるよりもおしりふきや方法を変える方が効果的なように思います。

とにかく清潔に、赤ちゃんにとっても快適な状態を作ってあげられるといいですね。

新生児の沐浴とスキンケア

一ヶ月検診が無事終わるまではベビーバスなどで赤ちゃんだけの沐浴をします。理想の沐浴時間は約10分と言います。入れる方も気を使ってなかなか大変ですが、赤ちゃんにしても体力を使うものです。また長時間の入浴は肌から水分を多く失わせることに繋がったりもします。できるだけ手早く、しっかりと清潔にしてやりましょう。

ベビー用の沐浴グッズはたくさん出ていますが、しっかり洗える物を選びます。特に石鹸やボディーソープは必需品です。沐浴剤だけでは皮脂汚れが落とせず、肌トラブルに繋がります。ボディーソープは泡タイプのものが泡立てる手間がなく、片手で使えるのでおすすめです。

顔や頭もしっかりボディーソープなどをつけてきれいに洗ってやるといいです。脂が取りきれていないと肌トラブルを引き起こします。拭き取りや洗い流しが不充分だとそれもトラブルのもとになります。ガーゼなどを使ってしっかりと洗い流してやるようにするといいです。

保湿剤やパウダーには賛否両論ありますが、いろんな種類の商品がいろんな会社から出ています。じっくり選んで決めることと、赤ちゃんの肌に会わないと判断したらすぐに使用をやめることも必要です。沐浴期間はとても短いです。大変だけれど楽しめるといいですね。

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